今年最後のTWFFのイベントを行いました。
とはいえ、こちらは非公開イベントだったので皆さまにはお伝えしていなくて申し訳ないのですが、映像作家の根来 祐 (ねごろ ゆう)さんをお迎えして、現在制作中の映画の試写会を兼ねた感想シェア会を行いました。
根来監督は今までドキュメンタリー映画を制作されて来て、2001年の山形映画祭では『そして彼女は片目を塞ぐ』が注目を集め、その後も自身を含めた身の回りに起きている日常の中の女性の問題をテーマに主に作品を作られています。
今回の作品は初の劇映画に挑戦。テーマが「母と子」や「同性愛」「性被害」など少し重いテーマでしたので今回は限られたメンバー限定でのイベント開催となりましたが、このようなテーマだと観るのが辛くなるような作品が多い中、女性監督ならではの作品で観た人も傷つく事なく、それでも伝えたいテーマは伝わるような作品だと思いました。
また重いテーマですが誰かの特別な話ではなく、誰もの身近にあるテーマでもあり、だからこそ見逃しがちで深刻な話しでもありました。
終わった後の感想会もとても盛り上がり、それぞれの視点で感じた事を率直に監督にお伝えさせて頂きました。
今後作品の構成も少し変わるかもしれませんが、みんなで作り上げる映画という貴重な体験をさせて頂く事が出来ました。
根来監督、そしてご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!
作品が完成しましたら、またTWFFでもご紹介や上映会なども出来たらと思っていますので、その際はご案内させて頂きます。