10月14日、国際ガールズ・デー企画で、「ソニータ」の上映会を開催しました。
映画の後には、元タカラジェンヌで現在はLGBTアクティビストとして活躍しておられる東小雪さんをお迎えし、アフタートークも行いました。
ソニータはアフガニスタンから逃れた難民の女の子のドキュメンタリー映画です。
法律で歌うことが禁じられている国で、家族のために結婚をさせられそうになりながらも、自分の夢に向かって歩き続けます。
つらく厳しい現実を突きつけられる内容ですが、国際ガールズデーに合わせてみんなで観ることができてよかったです。
小雪さんもいっしょに映画を観てくだり、上映後にお話しをいただきました。
まずは映画の中から。
遠い国の事だけど、日本にも同じような事があるのでは?という小雪さん。
「日本には、女性差別なんてないよと言う人がいるけれど、歌ってはいけないなんてあからさまなものではないので、見えていないか、気づいていないだけかもしれませんね」と。
そして、自身が受けた性暴力、好きになる相手が同性であることをカミングアウトした時の話をしてくれました。
勇気が必要だったかというとそうではなく、言っていいのかなという迷いはあったとのこと。
「でも、出身を話すように自分のことを話すのは、悪いことじゃないと思い、発信をしました」。
ボロボロに傷ついても、生きる力を取り戻すことができるんだよ、回復するんだよというメッセージを送る事ができたと感じているそうです。
だからと言って「みんなカミングアウトをしよう」というつもりはないという小雪さん、「私がLGBTを代弁しているとは思ってません。
一人ひとり、みんな違うことを大切にしたいし、立ち上がった人を優しく応援したいと思ってます」とメッセージをいただきました。
映画の後には拍手が起こり、トークでは小雪さんにたくさんの質問が集まりました。
参加してくださった方の暖かさにも触れることができ、私たちもうれしく思っています。
アンケートには、「遠い国の話とは思えなかった」、「まずは今日みた映画のこと、聞いたお話を近くの人に話してみることからアクションを起こしてみたい」という優しくて力強い声が寄せられました!
小雪さん忙しい中、ありがとうございました
https://www.facebook.com/koyuki.higashi/posts/1955275151219773
✴︎イベントの模様は後日動画でも配信いたします✴︎